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プライバシーの経済学
プライバシーの経済学

こんなことを対象にする経済学がすでに世の中に存在していたのですね。知りませんでした。で、そこでは、プライバシー情報を出すことのリスクとサービスを受けることのメリットとの「バランス」が問題視されているようなのですが、プライバシー情報をどう扱うかに関しては、個人的にはもう少し違う視点も必要なのでは、と思ってます。どのプライバシー情報を、どの範囲まで公開するのかを、個人が完全にコントロールできるようにすることは重要なのですが、それをシステムとして実現し、維持していくには、ものすごくコストがかかります。しかも、このシステムのコストは企業が負担して、企業がシステムを維持・運営していくので、「バランス」の最適値が、どうしても企業有利の方向(個人の権利重視ではなく企業の利益重視の方向)に振れがちになりはしないでしょうか、ということをもっと問題視した方が良いと思っています(神経質過ぎるかもしれませんが…)。ある人は、もしかすると、この問題を解消する一つの解は、個人の権利を手厚く保護できるように法律を強化(個人情報保護法を強化)することである、と言うかもしれません。が、そうすると当たり前ですが今度は企業の負担が増えて、逆の「バランス」になり、企業側のメリットが損なわれてしまう可能性がでてきます。では、どうすればよいのでしょうか?その答えに対するヒントは、レッシグが「Code-インターネットの合法・違法・プライバシー」の中で言っていたような気がしています(もしかしたらこの文脈ではなかったかもしれませんし、そもそも誤読かもしれませんが、間違いをおそれずに言うと…)。システム(CODE)を完璧にするのではなく、あえて粗くて緩いままにし、「抜け」がある状態にしておくことが必要ではないでしょうか、と言っていたように思います。つまり、システムをわざと「おバカ」にしておくと(例えば個人情報を覚えても、ときどき忘れてしまうシステムとか、覚えようとしてときどき失敗してしまうシステムとか、間違ったことを推薦してくれるとか…)。ある意味、変ですけど、わざと不完全にして人間らしくしておいた方が、世の中丸く収まるのかもしれません。ということで結構共感できたりします。実際にホントにこんなシステムを誰かが作るかっていうと怪しいかもしれませんが…。一つのヒントとなるかもしれませんので、指摘しておきます。

# えっと、今日は、この分野、全くの素人のくせに、エラそうに語ってみました。自分の頭を整理するためです。ご容赦を。

CODE―インターネットの合法・違法・プライバシー CODE―インターネットの合法・違法・プライバシー
ローレンス レッシグ (2001/03/27)
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